中性脂肪は少なければ少ないほどいいの?

 

中性脂肪値が高いと、ドロドロ血液を引き起こし、動脈硬化や心筋梗塞など、命にかかわる重大な病気を引き起こすこともあり、中性脂肪を減少させることが推進されています。ですが、この中性脂肪、少なすぎるとどうなるのでしょうか。

 

診断表

 

中性脂肪が多いとどうなるのか

 

中性脂肪は、食事から摂取した炭水化物などの糖質が消費することなく、体内に蓄積されたものです。通常炭水化物などの糖質は体を動かすためのエネルギーに変換されますが、消費されずに余ってしまうと、中性脂肪へと形を変え、体内に蓄積されてしまうのです。

 

肥満やメタボリックシンドロームのリスクも増加する中、脂質異常症を発症する可能性が高くなり、ひいては動脈硬化や狭心症、心筋梗塞など、危険な病気を引き起こしてしまう危険もあります。

 

さまざまな病気を引き起こす中性脂肪は、少なければ少ない方が健康的なのか

 

中性脂肪が増加してしまうと、さまざまな危険な病気を引き起こすことが分かっていますが、それでは、中性脂肪を最大限に減少させれば健康にとてもいいのではないか、そう考えるのが自然です。

 

では、中性脂肪は少なければ少ない方が健康にいいのでしょうか。

 

29r/dLは注意が必要

 

中性脂肪値の正常範囲は30〜149r/dLとされています。範囲以上であれば当然高中性脂肪血症と診断されますが、この範囲以下、29r/dLであると「低中性脂肪血症」と診断されます。

 

低中性脂肪血症になるとどうなるの?

 

エネルギー不足、栄養不足により低中性脂肪血症になる場合があり、さまざまな症状が現われることがあります。

 

  • めまいやふらつき
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 肌荒れ
  • 低体温など

 

また、そのほかにも甲状腺機能亢進症(バセドウ病)肝機能障害が原因で、数値が低くなっていることもあります。低ければいいと放っておくのはとても危険です。

 

バランスの取れた食事や適度な運動、そして適切な医師の診断を受けることが重要です。